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ユーミーLA少額短期保険株式会社様eltexSMS導入事例
賃貸マンション入居者の皆様の家財を
様々な災害から見守る保険を販売
E：少額短期保険、というのはあまり聞いたことがありません（汗）、内容をお聞かせいただけますか？
ユ（大島様）：弊社は火災保険分野を扱っていますが、保険金額１千万円以下、保険期間2年以内等 一定の規模の範囲内で事業を行っている保険会社です。また、親会社の「ユーミーコーポレーション」は鹿児島に本社がありますが、全国に約7,000棟、約88,000世帯の「ユーミーマンション（賃貸）」を展開しています。
簡単に言うと、賃貸住宅に入居をされる方々に家財保険（賃貸住宅総合保険）を販売しています。
家財保険とは、火災や天災（風災、雪災、水災など）、盗難等による被害にあった場合、損害にあった家財と同程度のものを新たに購入・修復するための保険金を評価に応じてお支払いする保険です。
事業母体だった「LA企画」はもともと2011年の東日本大震災後に被災地救済の目的で設立されたという経緯があります。
弊社では、この保険を全国のユーミーマンションFC加盟店及び、地域の不動産会社様を代理店として、賃貸物件の入居と同時に賃貸住宅総合保険にも申込みいただき、いざ！といった際のリスクから入居者様を守るお手伝いをしています。
E：少額短期保険という新たな分野で、保険を通して、入居者に安心した生活をお届けしているのですね。
東日本大震災の時に、母体となる会社が設立されたということに非常に意義深いものを感じます。
入居者の皆様の利便性向上を考えてSMS導入
対応の早さ・良さ、柔軟性でエルテックスに即決
E：eltexSMSのご利用は2016年ということですが、なぜショートメッセージサービス（SMS）をご利用になろうと思ったのでしょうか？
ユ（大島様）：2016年当時は、保険契約満期・更新のお知らせ、入金がなかった場合のお支払いお願い、などは、ほとんどハガキで送っていました。
しかしながら、ハガキというツール自体が、内容を読まれず捨てられたり、読んでも忘れてしまったり、といったことが多いのではないかと。それで、お客様により伝わりやすく、印象に残る、利便性の高いコミュニケーションツールはないかと模索していたのです。
こうした模索の中で、携帯電話/スマートフォン宛に送信するショートメッセージサービス（SMS）は、目立つし、開封率は高そうだし、メッセージが残るのでお客様への利便性向上には非常に良いのではないかと考えました。
それに加え、送付するハガキの制作費や郵送費などのコストも抑えられるので、会社的にも効率化が図れるはずだとも思いました。
E：どのようにエルテックスのサービスをお選びになったのかお聞かせください。
ユ（大島様）：検索エンジンで、ここだ、と思う会社を3～4社選び、そのうちのひとつがeltexSMSでした。各々の会社には、電話で打診したのですが、エルテックスさんのサービス内容、対応の早さや、対応の良さ、リクエストに対する柔軟さが決め手でした。
応対してくれたのが、大畑室長だったので、意思決定がとても速かった、ということもあるのでしょうが、即決でした。
E（大畑）：そうでした、大島社長からのお問い合わせに対応して、すぐにお決めいただけたので、とてもうれしかった記憶を今でも忘れることはありません。
お使いになられて効果はいかがでしたか？
eltexSMS導入でコスト・社内工数を大幅削減
管理機能のカスタマイズでさらなる使い勝手も向上
ユ（徳山様）：大幅にコストが削減できました！そして、社内の工数といった点でも手間がかからなくなりました。
ハガキのような紙ツールだと、どうしても「印刷の手間」「お知らせ内容を抽出・分別の手間」「郵送作業の手間」などが、いちいちかかってしまいます。
というのも、弊社の保険は「契約の種類で満期日が1年、2年と異なる」「直営店で契約した、代理店で契約した」などでも送付内容が異なるので、それらを踏まえてハガキを印刷し、さらに個別の郵送日も考えなければならないため、管理が非常に大変な労力を要するのです。しかもそれらの抽出・分別の管理をエクセルベースでやっていたので、日々エクセルとの格闘でした。
E：たしかに、お聞きするだけで、忙しさが想像できます。
ユ（徳山様）：eltexSMSを導入してからは、バックオフィスに入居者様の契約形態、直営または代理店での契約別での、お知らせ内容の抽出/分別を自動でできる機能もエルテックスの古谷さんに作っていただいたので、エクセルとの格闘も無くなり、作業が非常に効率化できています。
「システムで送信顧客分類」→「送信文面を決定」→「送信」、で終わるというイメージ。
送信するメッセージ内容も、ハガキと異なり、文章の差し替えが非常に簡単にできるようになりました。
非常に使い勝手が良いので、親会社のユーミーコーポレーションの賃貸部門にも勧めたところ、今ではeltexSMSを使い込んでいるようです。
E（高垣）：親会社様までご紹介いただいてありがとうございました。とはいえ、何かご不満に感じていたことなどはないでしょうか？
ユ（徳山様）：少し前までは、送信できる文字数が少なかったので、苦労したことがありました。
例えば、伝えたいメッセージを書くと、社名が入らない、といったこともあって、メッセージを受けたお客様が「不信なメッセージが来た」と思われないように調整しなければならない、といったことでしょうか。
今では、文字数制限がなくなったので、そうした苦労もなくなり利便性は向上しましたね。
あとは、SMS送信の10％程度不着になる点です。これは、eltexSMSの問題ではなく、保険契約の申込時のデータ登録は代理店である不動産会社で行いますが、賃貸契約の情報を転記するときの入力ミスや、MVNO（格安）携帯でSMS利用の契約をしていない、さらに携帯電話の契約変更の際に電話番号を変えてしまう、ことに原因がありそうです。
さらなるユーザーの利便性の追求
エリア特有の災害に対してSMSで注意喚起
ユ（徳山様）：構想としては、手書きベースの契約書の代わりに、契約申し込みのサイトを作り、SMSでそのサイトのURLを送付。契約サイト上で申し込みを完結させることなどで、最初にSMSが届かないと契約に進めないようにすれば、いざ必要となったタイミングでSMSが届かない、といったことが回避できると考えています。
携帯の電話番号であれば、間違えることはメールアドレスに比べて少ないし、申し込みのためのアプリなど作ることも考えましたが、アプリ利用は入居者様側の抵抗感が強いのではないかと思います。
また、申込時にSMSを送信することで電話番号の有効性が確認できれば、これまで以上に提供できる情報が増えると考えています。
こうした構想は、実現すべく検討を進めているところですので、また協力いただければと思います。
E（高垣）：是非、ご協力させてください。そのほかご計画されていることなどあるのでしょうか？
ユ（徳山様）：他に考えていることと言えば、例えば雪国の入居者様に対する冷害に関する注意喚起でしょうか。
天気予報で冷害の警報が発令された時などに、給湯器や水道管の破裂を避けるために、注意喚起のSMSを送るのです。「給湯器は凍結防止機能がついておりますので帰省の際も通電させておいてください」「水道管は破裂防止のために水をチョロチョロと流しておいてください」などです。
こうした注意喚起で、入居者様が寒い中給湯器が使えない、といった不便さを感じなくなり、弊社としても何か事故が起きる前に事故を抑制できるなど、双方にメリットが感じられるのではないかと思うわけです。
エルテックスさんにもご協力いただいて、そのあたりの開発もご一緒させていただければと考えています。
E（高垣）：それもユニークな試みとなりそうですね。引き続きいろいろな局面でお手伝いさせていただければとおもいます。これからもよろしくお願い申し上げます。
ユーミーLA少額短期保険株式会社様のご紹介
システム名 | 保険契約者に対するコミュニケーションツールとしてeltexSMSをご活用 |
|---|---|
会社名 | ユーミーLA少額短期保険株式会社 |
ご担当者名 | 代表取締役「大島 浩司」様 東京営業部マネージャー「徳山 大樹」様 |
リリース | 2016年11月 |
業務概要 | ユーミーLA少額短期保険株式会社は、2012年にLA企画として創業。2014年に「賃貸住宅総合保険」「店舗総合保険」の販売を開始しました。 |
